4.入力データ



  入力データ

パソコンからGPSレシーバに入力するデータです。 GPSレシーバがデフォルト設定のままでよければ、必ずしも入力する必要はありません。

GM−38:マーキュリーは、NMEA−0183データと、RTCM−SC104のDGPS用データを同じピンから入力します。
データの種類は、GPSレシーバが自動的に判定します。(当然のことながら、2種類のデータをバイト単位で混在することはできません)

入力コマンドの各項目の長さは固定長です。以下の説明のとおりの長さで指定して下さい。

※GM−38:マーキュリー(並列12チャネル版)は、すべての入力データ(NMEA−0183データ)にチェックサムが必要です。


以下で代表的な入力データについて説明します。

  ZDAセンテンス

$GPZDA,,,,,xhh,mm*cc[CR][LF]
時差を設定します。

$GPZDA    (固定)
xhh       時差の時(-13〜+00〜+13)
          -09:日本の時差(時)
mm        時差の分(00〜59)
          00:日本の時差(分)
*cc       最初の1文字(*)に続いて
          2桁のチェックサムを示します(00〜FF)。

  clrコマンド

$PFEC,GPclr,n*cc[CR][LF]

GPSレシーバ内のデータをクリア後、再スタートします。
再スタートは、GPSレシーバに電源を投入した時と同じ状態になります。
$PFEC     (固定)
GPclr     (固定)
n         再スタートモード(1〜3)
*cc       最初の1文字(*)に続いて
          2桁のチェックサムを示します(00〜FF)。
再スタートモード
経度緯度 初期値へ戻す バックアップ値を使用 バックアップ値を使用
時刻 バックアップ値を使用 バックアップ値を使用 バックアップ値を使用
アルマナック
データ
クリアする 有効なバックアップ値があれば使用 クリアする
エフェメリス
データ
クリアする 有効なバックアップ値があれば使用 クリアする
その他の
パラメータ
初期値へ戻す バックアップ値を使用 バックアップ値を使用

  setコマンド

$PFEC,GPset,Xxxx*cc[CR][LF]
$PFEC,GPset,Xxxx,Xxxx,Xxxx…*cc[CR][LF]

GPSレシーバのパラメータを設定します。
1つのパラメータを設定する形式と、複数のパラメータ(最大8つ)を一度に設定する形式があります。
$PFEC     (固定)
GPset     (固定)
Xxxx      最初の1文字でパラメータの種類を指定します。
          続いてパラメータの内容を設定します。
          内容は、以下のとおりです。
*cc       最初の1文字(*)に続いて
          2桁のチェックサムを示します(00〜FF)。
種類 内容
Dnn 2次元測位/3次元測位閾値 (00〜10、初期値:06)
3次元測位時に、PDOPがこの値より悪くなると自動的に2次元測位に切り替えます。
D00:2次元測位のみ
Gnnn 測地系 (001〜171、初期値:001)
測地系番号で設定します。
測地系番号については、本書の「6.測地系」を参照して下さい。
G001:WGS−84
G003:TOKYO(日本測地系)
Hxnnnnn.n 2次元測位高度 (-00999.9〜017999.9、初期値:000000.0)
2次元測位時の高度を海抜(m)で設定します。
3次元測位が行われると、その結果で2次元測位高度は更新されます。
Mnn マスク仰角 (05〜90、初期値:05)
マスク仰角(単位:度)以上の衛星を使用して、測位計算を行います。
Snn マスク信号レベル (01〜99、初期値:01)
マスク信号レベル(C/No、単位:dBHz)以上で受信した衛星を使用して、測位計算を行います。
但し、追尾可能な限界信号レベルは38dBHzですので、この値以下を指定しても、意味がありません。
Uxxxxxxxx 禁止衛星番号 (00000000〜FFFFFFFF、初期値:00000000)
測位に使用しない衛星を指定します。
各衛星の番号を4バイトのビット位置(右端のビット:衛星番号1、左端のビット:衛星番号32)で指定し、それを、16進数で指定します。
再設定すると、前回指定した禁止衛星番号は、一旦クリアされます。
U00000015:衛星番号1、3、5を使用禁止とする。
Wn スムージング係数 (1〜3、初期値:2)
1:応答性重視(位置の変化に対する応答を早くします、軌跡はバラつきます)。
2:標準
3:なめらかさ重視(軌跡をよりなめらかにします、応答性は低くなります)。
Xn ダイナミック係数 (1〜3、初期値:2)
1:精度重視(測位精度を重視し、測位頻度を落とします)。
2:標準
3:頻度重視(測位頻度を重視し、測位精度を落とします)。

  srqコマンド

$PFEC,GPsrq*cc[CR][LF]

setコマンドで設定した内容を、ssdメッセージで出力します。
$PFEC     (固定)
GPsrq     (固定)
*cc       最初の1文字(*)に続いて
          2桁のチェックサムを示します(00〜FF)。


  intコマンド

$PFEC,GPint,XXXnn*cc[CR][LF]
$PFEC,GPint,XXXnn,XXXnn,XXXnn…*cc[CR][LF]

データの出力周期を設定します。
1つのデータの出力周期を設定する形式と、複数のデータ(最大11種類)の出力周期を一度に設定する形式があります。

1秒間に出力できるバイト数は、480バイトです。
これ以上の長いデータを出力するように設定しないで下さい。

ssdメッセージとisdメッセージは、このコマンドでは制御できません。それぞれ、srqコマンドと、irqコマンドを設定したときに一度だけ出力されます。
$PFEC     (固定) 
GPint     (固定)
XXXnn     最初の3文字で、データ(センテンスまたはメッセージ)の種類を指定します。
          次の2文字で、そのデータの出力周期を指定します(00〜60、単位:秒)。
          00:設定時に一度だけ出力します。
*cc       最初の1文字(*)に続いて
          2桁のチェックサムを示します(00〜FF)。

  irqコマンド

$PFEC,GPirq*cc[CR][LF]

intコマンドで設定した内容を、isdメッセージで出力します。
$PFEC     (固定)
GPirq     (固定)
*cc       最初の1文字(*)に続いて
          2桁のチェックサムを示します(00〜FF)。





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