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[最終更新 :2012/02/12 ]
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SPAテクニカルレポート
【 Tech201 】
Garmin:nRouteの使い方

■ 目次
a. 概要
a1. 注
a2. 地図ソフトの準備

b. インストール
c. 起動と地図表示
d. GPSレシーバの設定と接続方法
e. nRouteとGPSレシーバの接続
f. ルートの検索とナビゲーション
g. nRouteの設定変更

h. nRouteで記録した軌跡データの活用
h1. 軌跡のエクスポート
h2. 汎用性のあるフォーマットへの変換
h3. 地図ソフトへの読込みと表示
h4. 問題点



■ 概要
Garmin社製、PC用リアルタイムナビ用地図ソフト
・nRoute
の使い方についての説明です。


Garmin社の地図ソフトである
・MapSource
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000217/
は、昔、GPSレシーバと接続して
PCの地図上に現在位置を表示することが出来ました。

車にPCを積んで、「PCカーナビ」的に使用したり、
船舶の場合は、
・MapSource BlueChart
上に現在位置を表示し、重宝していた方も多いかと思います。

ところが、その後
MapSourceには、いわゆる
・リアルタイムナビ機能
は、無くなってしまいました。


このような、
・PC上の地図ソフトに現在位置を表示する
あるいは、
・PC上の地図ソフトでリアルタイムにナビを行う
といった機能を
・nRoute
で実現することが出来ます。



◆ 注
1.nRoute
 は、Garmin社が無償で公開しているプログラムです。
 メーカとしてのサポートはありません。
2.nRouteに接続出来るGPSレシーバは
 Garmin社製に限ります。
3.Garmin社製でも、一部接続出来ないGPSレシーバがあります。
 例:Foretrex301J(但し、弊社環境で確認)
4.Garmin社製でないGPSレシーバは、接続出来ません。
5.nRouteで記録した軌跡データは
 汎用的なフォーマットで取り出すことが出来ません。
6.nRouteで地図を表示するためには
 ・MapSource
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000217/
 あるいは、
 ・Trip&WaypointManager
http://item.rakuten.co.jp/gps/913559/
 が必要です。
7.詳細地図(ロック解除領域)を表示するためには
 ロック解除したGPSレシーバを接続する必要があります。
 
 

◆ 地図ソフトの準備
MapSource/Trip&WaypointManagerが無い場合、
a)ロック解除可能なGPSレシーバ【日本語版】をお持ちであれば、
 ・MapSource【日本語版または英語版】
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000217/
b)ロック解除可能なGPSレシーバ【英語版】をお持ちであれば、
 ・MapSource【英語版】
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000566/
c)ロック解除可能なGPSレシーバをお持ちでなければ、
 ・Trip&WaypointManager
http://item.rakuten.co.jp/gps/913559/
 の購入をお勧めします。
 
MapSoruceを購入した場合
ロック解除しないとロック解除領域(詳細地図)が表示されません。
従って、ロック解除対象のGPSレシーバを持っていないと
無駄になってしまいます。
 
 ・Trip&WaypointManager
 は、
 ・WorldMap
http://item.rakuten.co.jp/gps/393534/
 とほぼ同レベルの情報が掲載されています。
 地名は日本語ですが、一部(高速道路名等)英語表示されます。
 

 
■ インストール
0)nRouteに地図を表示するため
 ・MapSource
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000217/
 あるいは、
 ・Trip&WaypointManager
http://item.rakuten.co.jp/gps/913559/
 をインストールして下さい。
 ロック解除コードがあれば、それもMapSourceに登録します。
 例:ロック解除コードの登録方法
  [ユーティリティ]-[マップソース製品の管理]-[ロック解除領域]-[追加]
 ※ロック解除した場合は、MapSource上で
  ロック解除領域が表示されていることを確認して下さい。


1)メーカWEBからnRouteをダウンロードします。
http://www.iiyo.net/download/nRoute_Top.htm


2)ダウンロードしたプログラムを実行します。
 例:nRoute275_JPN.exeをダブルクリックする

 インストール時には、USBドライバーも同時にインストールされます。


3)インストールが終了したら、念のためにPCを再起動して下さい。
 ※Windows7でも、再起動をしないとUSBが認識されないことがあります。

■ 起動と地図表示
1)nRouteを起動します。
 例:[スタート]-[すべてのプログラム]-[Garmin]-[nRoute]

 GPSレシーバが接続されていないと
 「GPSが応答しません、再試行して下さい」
 というメッセージが出ますが、ここでは無視します。


2)地図の種類を選択します(ツールバーの一番左にあるプルダウンメニュー)。
 nRouteでは、
 MapSource(あるいは、Trip&WaypointManager)でインストールした
 すべての地図を見ることが出来ます。
 MapSource(あるいは、Trip&WaypointManager)をインストールしていないと
 地図は表示されません。


3)地図の操作方法は、MapSourceと同じです。
 ・拡大/縮小:虫眼鏡(+/−)アイコンをクリック、
     あるいは、+/−キー
 ・移動:手のひらアイコンをクリックした後、
     地図をドラッグ
     あるいは、↑↓←→キー


ロック解除されていると、ロック解除領域も表示されます。
ロック解除領域とは
・CityNavigaterJの場合:詳細地図部分(マップ縮尺:2km以下)
・Topo10M+Jの場合:詳細地図部分(マップ縮尺:2km以下)
・BlueChartJの場合:海図部分
です。
 
ロック解除領域は、当然のことながら
ロック解除されたGPSレシーバを接続後も表示されます。
しかし、
ロック解除されないGPSレシーバを接続すると消えてしまいます。

例えば、
・GPSmap62SJ【日本版】
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000001383/
を持っていて、Topo10m+でロック解除をし、MapSourceへ登録済みの場合
・GPSmap62SJ
を接続すると、Topo10m+のすべての領域が見えますが
・eTrex10J【日本版】
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000169/
も持っていて、これを接続した場合は、
Topo10m+の詳細部が見えないということになります。

同一機種でも、ロック解除されていない場合は、原則的に同様です。

■ GPSレシーバの設定と接続方法
GPSレシーバの設定と接続方法は、原則として
インターフェース設定項目に
・Garminがあれば→Garmin
接続方法が
・USB接続であれば→USB接続
ですが、一部例外があります。
以下で代表的なGPSレシーバについて説明します。
 
 
a)GpsMap62SJ
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000001383/
・インターフェース:Garmin Spanner
 [メインメニュー]-[設定]-[システム]-[インターフェース]
 
 インターフェースが、「Garminシリアル」だと、
 大容量記憶接続になり測位データを取得することが出来ません。
 インターフェース設定は、USB接続する前に行います。
 
・接続:USB
 接続すると、「大容量記憶モードで接続しますか?」
 と聞いてくるので、「いいえ」と回答します。
 
 
b)eTrex10J/20J/30J
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000001530/
・インターフェース:Garmin
 [メインメニュー]-[設定]-[システム]-[インターフェース]
 
 インターフェースが、「Mass Storage」だと、
 大容量記憶接続になり測位データを取得することが出来ません。
 インターフェース設定は、USB接続する前に行います。
 
・接続:USB
 接続すると、「大容量記憶モードで接続しますか?」
 と聞いてくるので、「いいえ」と回答します。
 
 
c)eTrexLegendHCxJ/VistaHCxJ
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000159/
・インターフェース
 特に設定する必要はありません。
 
・接続:USB
 接続後、特に作業はありません。
 [メインメニュー]-[設定]-[インターフェース]
 を見ると、
 ・USB:connected
 になっています。
 ※この画面で、enterキーを押すと、「大容量記憶モード」
  になってしまうので、enterキーは押さないようにして下さい。
 
 
d)eTrexVentureHC
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000169/
・インターフェース
 特に設定する必要はありません。
 (設定メニュー自体がありません)
 
・接続:USB
 接続後、特に作業はありません。
 
 
d)eTrexH
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000627/
・インターフェース:Garmin
 [Menu]-[Setup]-[Interface]
 インターフェースが、「Garmin DGPS」は、NGです。
 
・接続:シリアル(RS-232)
 
 
e)サターン18x-5Hz
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000693/
・インターフェース:NMEA
 
・接続:シリアル(19200BPS)
 
nRouteは、5Hzでの入力を受け付けますが
トラックの最少記録単位は、1Hz(毎秒)です。
 
 
f)マース15x
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000657/
・インターフェース:NMEA
 
・接続:シリアル(4800BPS)
 
 
 
上記のとおり、Garmin社製のほとんどのGPSレシーバが接続可能です。
 
冒頭の◆注でも説明しましたが
ロック解除されていないGPSレシーバでは
詳細地図の表示はされません。
 
特に、BlueChartでは、航海参考図がまったく表示されないので
要注意です。
 
また、NMEA出力機でも、Garmin社製でないものは、接続出来ません。

■ nRouteとGPSレシーバの接続
1)GPSレシーバをPCに接続後、nRouteを起動し、
 GPSデバイスを選択します。
 
 シリアル接続の場合は、
 [ユーティリティメニュー]-[GPSデバイスの選択]で
 COM番号を合わせてから「シリアルポート」をチェックし、
 OKボタンをクリックします。
 
 USB接続の場合は、
 USBデバイスにGPSレシーバが表示されていることを確認したら
 「USBデバイス」をチェックし、OKボタンをクリックします。
 
2)最初に
 ・ルートを開始する前にサテライトを検索
 というメッセージが表示され
 測位状態になると、
 ・ナビゲーション準備完了
 というメッセージに変わります。
 
 この状態で、
 ・衛星情報と緯度経度、日時
  [情報タブ]-[サテライト]
 ・速度、進行方向
  [情報タブ]-[ステータス]
 ・GPSレシーバの情報
  [ユーティリティ]-[GPS情報の取得]
 等を見ることが出来ます。

■ ルートの検索とナビゲーション
ルートの検索方法は、MapSourceでのルート検索と同じです。
 
1)地図上で、目的地を捜します。
 
2)目的地をマウスで右クリックし、
 「この場所までのルート」
 を選択すると
 現在位置からのルートを表示し、すぐにナビゲーションが始まります。
 
 
ナビゲーションは、音声ガイダンスも行います。
ナビゲーションを終了するには、
[ルートメニュー]-[ルートの停止]
と指定します。
 
 
道路情報に従ったルート検索/ナビは、
ルート検索機能付きのMapSource、
例えば
・日本詳細道路地図(CityNavigaterJ)
http://item.rakuten.co.jp/gps/rgrm-msjdv-cn/
がインストールされている場合だけ有効です。
 
・日本登山地図(Topo10M+)
http://item.rakuten.co.jp/gps/rgrm-msjdv-tp/
・日本航海参考図(BlueChartJ)
http://item.rakuten.co.jp/gps/rgrm-msjdv-bc/
では、ルート検索/ナビを行うことが出来ません。
 
この場合は、利用者が
MapSource上で出発地と目的地を結ぶ線を描き
現在位置を地図上に表示し
描画した線との差を見る
といった使い方になります。
 
 
nRouteは、
・海外版のMapSource(DVD/CD)
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000566/
でもOKです。
・CityNavigater
・MetroGuide
等、ルート検索機能が付いているものであれば
海外でのルート検索/ナビも可能です。

■ nRouteの設定変更
a)ルート検索は、道路情報に従って行います。
 直行ルートを使用したい場合は、
 [編集メニュー]-[環境設定]-[ルーティング]で
 ・ルートスタイル:直行ルートの使用
 にチェックを入れます。
 
b)マップマッチ(道路上に位置づける)をオフにしたい場合は
 [編集メニュー]-[環境設定]-[表示]で
 ・路上にロック:オフ
 を選択します
 
c)軌跡を地図上に表示する場合は、
 [編集メニュー]-[環境設定]-[表示]で
 ・トラックの表示:「アクティブ」または「すべて」
 を選択します。

■ nRouteで記録した軌跡データの活用
nRouteで記録した軌跡データは、そのままでは、
汎用的なフォーマットで取り出すことができません。

フリーウェアとして提供されている変換ソフト
・GPSBabel
を使った方法について
・スーパーマップルデジタルVer10 for SPA
http://item.rakuten.co.jp/gps/c/0000000108/
上に表示する例で説明します。


● 軌跡のエクスポート
nRouteから、軌跡データをエクスポートします。

1)nRouteを起動します。
2)[ファイル]-[エクスポート]で
 ファイルの種類:mpsファイル
 を選び、適当なフォルダーにエクスポートします。

エクスポートしたデータには、
・ポイント
・ルート
・トラック(軌跡)
が含まれます。



● 汎用性のあるフォーマットへの変換
変換は、GPSファイルのフォーマット変換に良く使用される
・GPSBabel
を使って行います。

1)GPSBabelを、以下のページからダウンロードします。
http://www.gpsbabel.org/download.html

 最新バージョンは、1.4.2です。


2)GPSBabelをインストールする
 ダウンロードした、
 ・GPSBabel-1.4.2-Setup.exe
 をダブルクリックして実行します。


3)GPSBabelを起動します。
 通常は、
 [スタート]-[すべてのプログラム]-[GPSBabel]-[GPSBabel]
 をクリックします。


4)以下のように設定した後、Applyボタンを押します。
 TranslationOptionのMoreOption
 ・Enable character set transformation:チェックを入れる
 Input
 ・File
 ・Format:Garmin MapSource-mps
 ・FileName:(先程ダウンロードしたファイル名)
 ・UTF-8
 Output
 ・File
 ・Format:GPX XML
 ・default
 ・FileName:(任意のファイル名)
 
 これで、GPXファイルに変換されます。
 
 
● 地図ソフトへの読込みと表示
1)スーパーマップルデジタルVer.10を起動します。
 通常は、
 [スタート]-[すべてのプログラム]-[スーパーマップルデジタル10]-[スーパーマップルデジタル10]
 をクリックします。
 
2)スーパーマップルデジタルVer.10で、先程作成したGPXファイルを読み込みます。
 [取込メニュー]-[GPS]-[GPXデータの取り込み]
 を選択してから、「次へ」をクリックし、
 先程作成したGPXファイルを指定して、「開く」をクリックする。
 
 
ポイントおよびトラック(経路)が地図上に表示されます。
地図上でトラックがはっきりしない場合は、
対象の「GPS経路」を右クリックしてプロパティを開き、
[色と線]-[線]-[色]で目立つ色を指定します。
 
 
以上で、
nRouteで記録した軌跡を、
・スーパーマップルデジタルVer10 for SPA
上に表示することができました。
 
 
● 問題点
上述の作業に関連して、幾つかの問題が発見されています。
※いずれも弊社環境です。
 
 
a)エクスポートでgdbファイルはNG
 最初に、
 nRouteで記録した軌跡を、
 「mpsファイル」
 にエクスポートしていますが、
 MapSource用ファイルとしては、
 「gdbファイル」
 という形式もあります。
 
 こちらは
 ・GPSBabel
 で変換出来ず、NGでした。
 
 
b)GPSBabelの出力にNMEA形式、kml形式はNG
 ・GPSBabel
 は、GPS関係のファイルを
 ・NMEA-0183
 や、
 ・kmlファイル
 に変換出来るはずですが・・・。
 
 NMEA-0183へ変換すると、
 測位結果が「不測位」でデータが作成されてしまいNGでした。
 ※NMEA-0183は、テキスト形式のファイルなので
  編集で直すことはできます。
 
 kmlへ変換すると、
 GoogleEarthに読み込んだときに日本語が文字化けを起こしました。
 
 
c)gpxファイルは、GoogleEarthでNG
 ・スーパーマップルデジタルVer10 for SPA
 に読み込めた、gpxファイルですが、
 GoogleEarthに読み込むと、日本語が文字化けを起こしました。
 文字化けを直すと、
 今度は、GoogleEarthでデータの取り込みが出来なくなりました。











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